デイヴィッド・ロウリー監督新作『The Green Knight』が好評で堪らず前作『さらば愛しきアウトロー』(18年)観了。珍作『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』の後にこんな佳作を撮るとゎ！
過去の出演作のシーンをそのまま使用したり馬に乗せてみたり、本作で引退した名優ロバート・レッドフォードへの敬愛に溢れた作品。豪華共演陣も華を添えてて、強盗仲間のダニー・グローヴァーとトム・ウェイツは流石の存在感。『キャリー』(！)シシー・スペイセクが枯れた好演。ケイシー・アフレック(あ！『A GHOST STORY～』に続いての主演格！)はすっかり現代の名優だし、彼の妻役ティカ・サンプターは魅力的。一方ジョン・デイヴィッド・ワシントンと(特に)キース・キャラダインは気配消してるw
そんな中で1シーンのみ出演したエリザベス・モスの存在感ある演技に強い印象。
観てる間何度かロバート・レッドフォードが先日逝去した田村正和に重なって見えちゃって、彼の声が出てたうちにこんな作品撮らせたかったナ…
またまた印象的な音楽を担当したDaniel Hartはバンドで2作、ソロで1作アルバム出した他、The Polyphonic Spreeの3rd"The Fragile Army"(2007)にヴィオラでクレジット♪
