このレビューはネタバレを含みます
近所から不気味がられている1人のおじいさん ある学生の実験と題したイタズラによって
おじいさんが豹変する？！
実際おじいさんはめちゃくちゃいい人だった。妻を亡くし1人家にこもって塞ぎ込んでいただけだったのだが、その事で周りから不気味がられてしまっていた。
偶然にも学生2人が仕掛けるイタズラが妻と過ごした日々の思い出を思い出させる様なものだった。そんなある日決定的と言えるイタズラをしてしまう。学生の1人がおじいさんの家の地下室を怪しく思い侵入。そこにあったアンティークのベルを誤って鳴らしてしまう。おじいさんは目を覚まし、ベルが地下室からリビングに移動していることに気づく。すると銃を持ってきて自ら頭を撃ち抜き死んでしまった。
実はこのベルはおじいさんが病気の妻にプレゼントしたもので、このベルを鳴らせばいつでも駆けつけるよ、というものだった。
おじいさんは妻に呼ばれた気がして自ら命を絶ったと考えられる。
本当に可哀想なおじいさん。学生2人は裁判により未成年で初犯ということもあり、軽い有罪判決を受けた。街の人達は不服そうな様子だったのだが、自分が街の住人だとしたら、同じように裁判の結果に納得できなかっただろうと思う。
少し胸糞が悪い映画だった。
