過去視聴作品…。
ありふれた日常…。
慌ただしい日々をおくる…ジソン(シングルマザー)
愛情たっぷりに子守をする…ハンメ(ベビーシッター)
そんな映像が…淡々と映し出される…。
ただ…違和感を感じるのは…。
ハンメの…子供への『執着』するような『愛』
無表情の中の『哀愁』と『呆然』が…胸に残る。
ハンメの悲しすぎる過去…。
我が子に起こった悲しい運命…。
母親なら…正気を失っても仕方ない…。
誰が…ハンメを責めることができるのだろうか…。
確かに『犯罪』に違いはない…。
絶対に許してはいけない…『犯罪』である…。
でも…この世の中には…『情』というものがある。
『愛情』『温情』『感情』『心情』
この映画の中には…。
そんな…たくさんの『情』が渦巻いている。
ラストは…悲しくも…美しいラストになったと思う。
あと…映画のタイトルに違和感が…。
悪い女が…簡単に嘘をついてるようなタイトルに感じる。
『嘘』と言う言葉が…ハンメには可哀想すぎる。
しかも…『冷たく』もないし…。
最後に…。
『コンヒョジン』という女優さん…人間的魅力が凄い。
ごく普通の…平凡な『人間』を演じてるのに…。
なんなんだろう…あの凄み…存在感…。
まさに…『演者』さんですね。