のんchan

わすれな草ののんchanのレビュー・感想・評価

わすれな草(2012年製作の映画)
4.1
昨日鑑賞した『痛くない死に方』からの影響で...
あ〜私、すぐに感化されやすいな〜😅💦

これはドイツ🇩🇪人家族のドキュメンタリー❣️
ミニシアター系がお好きな方は是非に‼️

ちょっと予告編貼りますね ↓

https://youtu.be/COazPpr_wHw


30代の息子(監督自身)が撮影してナビゲーションしてるんだけど、その両親と家族の数年を映し出す。

両親はどちらも俳優?モデル?と言う程に若い頃の写真は衝撃を与える程の美男美女だった🤩✨

父親マルテは大学で数学を教える教授だったが、学生時代の両親は学生運動に精を出し、その影響でマルテは助手の職を失ってスイス🇨🇭の大学へ移ることに。

母親のグレーテルは、過激な共産グループで活動した。よって両親は国から注視される身だった。グレーテルはスイスの秘密警察に過去が全て記録されている😵

それ程の2人だから、良い意味で思考が飛んでいて『自由恋愛を許す夫婦』だったとか...というのも、マルテが凄くモテたのだろう。女関係が絶え間なく、それを許す事が結婚の条件だった😲

またグレーテルも自分から率先して彼氏を作っていた事があり(昔の彼氏に息子が訪ねて話を聞いています)お互いに嫉妬しながらも夫婦関係を築いていた、ちょっと不思議な夫婦。その事は当然、子供達は知らなかった。

若い頃のグレーテルは活動家の他にも、アルプスに登ったり、とにかく活き活きと大きな事を成し遂げている憧れられる女性だった。
そんなグレーテルが60代でアルツハイマーになり、マルテは男手一つでずっとグレーテルを支え続けていた。しかし、その負担は甚だしく、子供達がようやく動き出してグレーテルの今の状態、そして過去を紐解くという感じ。

一時は施設に入居させたけど、話し合いで結局、自宅介護に切り替えた。
家に戻った時の表情はとても優しくなっている💜
2012.2.27、まだ若い74歳で人生の幕を降ろした。


この作品もとても心を打たれた⚡️
夫婦もそれぞれ違って当たり前。その2人しか解らない愛情がある。
何があっても『愛してる❤』って言葉はとても大事✨

外国っていいな〜と思うのは、孫までが名前で「グレーテル❣️」って呼ぶこと。
可愛いよね💕



2021-104
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