井上

羅生門の井上のネタバレレビュー・内容・結末

羅生門(1950年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

本作は結構理解が難しかった。なんせ4人の語りを記憶して、彼彼女らが、何を隠そうとしているか探る必要があるので。
ということで2回見たのだが、

多襄丸の自分が本当は弱いことを隠すところ、京マチ演じる女の恋人に捨てられたところを隠すところ

レビューを見ると、「人の醜い心を〜〜」という語られ方をしているが(当然検非違使との会話で嘘をついてるのでそれは最もなのだが)、我々が誰かと話す時にもごく自然とやってしまうことじゃないかと思える

最後の希望の描かれ方は確かに疑わしいのだが、あれだけの豪雨が上がるのだからまあ大丈夫でしょう。
井上

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