グリパス

羅生門のグリパスのネタバレレビュー・内容・結末

羅生門(1950年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の証言が全員一致しない誰が本当のことを言っているかわからない
人間の自己中心的な脚色なのかはたまた真実を述べているのか全くもって最後までわからなかった
最後赤子を持ち去った男も果たして6人の子供がいるのかどうか疑心暗鬼になる映画だった
黒澤明の作品の良さは多分わかってないけど普通に楽しめた
高校の授業でやった羅生門と話が全く違かった
特にすごいと思ったのが証言してる場のお役人さんの声は全くないのにあたかもいるように見せている演出はすごかったし画面外にも世界が広がってるように見えたのはびっくりした
みんな時代劇だから全員嘘ついてるようにしか見えなくて真実がわからない
過去と現在の場面展開のシーンは面白いし意外とし頭の中で整理するところ多かった
結局人間全員自分の都合のいいように解釈して脚色つけて話してるんだなと思った
これは誰も信用できなくなるし皮肉になってて好き
1950年の映画なのにおもろいのすごいな
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