ふじこ

ドント・ノック・トワイスのふじこのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ノック・トワイス(2016年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

あれ、これゲームじゃなかった?と思ったらこっちが本編だったのか。

ジェスはかつて若くして妊娠するも、酒と麻薬に溺れ施設に手放した娘に負い目を感じ、芸術家として立ち直り再婚して裕福な家を持ち、娘のクロエを引き取ろうとするも気難しいティーンの年頃なクロエは母を恨んでおり、接触しないようにと突き放す。

恋人のダニ―と、かつて友人を攫った魔女なのではないかと信じていた、今は廃墟になってしまった家へ向かうクロエ。
その家には1回目のノックで魔女メアリーが目覚め、2回目のノックで生き返り、襲ってくると言う噂。
ふざけながら、屋敷のドアを2回ノックしてみる。何の反応もなく、帰宅する2人。
しかしダニーが消え、クロエの周りでもおかしな事が頻発し、嫌々ながらも母親の家に匿ってもらう事に。


…みたいな、お話。結果的にそんなに面白くなかったので感想を書く熱量も少ない。
主役の2人に加えて、ジェスの粘土彫刻のモデルをしていたティラ、刑事のボードマンがいるのだけれども、元々クロエやボードマンに悪魔・誘拐の犯人だと思われていたメアリーは悪魔の手先として悪を成す事を恐れて自殺した老女に過ぎず、ジェスを匠に操ってボードマン刑事を生贄にさせたティラこそが悪魔の手先であって、悪魔の手先と言う呪いから逃れる為には自殺をするか他人に悪事を働かせるかの2択しかなく、ティラはジェスにボードマン刑事を生贄にさせた事により脱出、ティラに貰ったネックレスをしていたジェスが次の手先になってしまう終わり。

うーん、そっかーみたいな…。なんだかあんまり そうだったのか…!感がないのはなんでなんだろうなあ。ジェスもクロエもそんなに頑張れ!って感じのキャラじゃないからかなあ。
特に中盤辺りまで、全然クロエの事を信じてくれず、一瞬目を離しただけの彫刻が軒並みなぎ倒されているのもクロエの所為だと思って激昂しちゃう。一瞬でそれ出来る方がすごくない…?
物語の都合上なんだろうけれど、ただのモデルだった筈のティラを何故か全面的に信用し過ぎてる処もあったり、犯人はボードマン刑事だったのよ!とドヤるもクロエに即座に否定されて えっ?みたいな…上手く操られすぎだよ~。

あと最後なんでティラはジェスの夫殺したんだ…?あんまり良く分からんかった。意味ある?

[ Don't Knock Twice ]というタイトルがかっこいいのと、ジャケットビジュアルがいい感じなだけの映画だったなあ。ゲームは面白いんかなぁ。
ふじこ

ふじこ