『これが世界のクロサワか』
日本が世界に誇る黒澤明の大出世作。
人間の泥臭くも美しい(かもしれない)側面を観せてくれる本作『羅生門』
夫婦と盗賊の間で起きたある事件。夫は遺体で発見される。検非違…
タイトルは羅生門だけどあらすじは藪の中。怪物の構造はここからとっているそうな。
人を疑わずにいられるわけがない。でも、人を信じる理由ときっかけも同じところにある。死と生は表裏一体である。
仕方ない…
豪雨の中、羅生門の下で旅法師、杣売りが下人に、検非違使のもとで明かされた、武士とその妻、そして盗賊のいざこざを語る。
三者三様の証言は、なにが真実なのか、誰が本当のことを言っているのか、全くわから…
観始めてから「あれ」って思ったのですが、題名と3人が話している舞台は『羅生門』だけれど、物語は『藪の中』だったんですね。
私は本も好きなのでちょっとひっかかるので映画の外の話になってしまいますが、…
タイトにまとまっていて飽きずに見れた
最後の無様で命懸けの立ち回りがとても印象的
生死がかかっていたら、たぶん実際ああなるよね
しかしみんな嘘つくにしても誰得?な感じはする
もう少しそれぞれに利…
「人が人を信じられなければ
この世は地獄である」
先入観で後回しにしていた事を悔やむ。
名作には名作たる所以があった。
気づけば画面にのめり込んでいる自分。
演者もカメラも情熱が凄い。
伝える…
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