これはMyFFFの中でも指折りのドラマ作品な気がします。
女の人を「母親」「女性」という二つの枠組みで切り取った作品のように思いました。
話の中心となる主人公はいますが、その主人公の周りにいる女性た…
・少女しか出ない映像美とかの類(ルシール・アザリロヴック系の匂いがした)ではなくてよかった
・女の子ばっかり出るけど、リズムよくストーリーが進んで口の悪い言葉も聞こえてくるし、ダークすぎることもなく…
妊娠した女性たちが入居する施設。
入居というより、隔離が正しいか。
不安と、苦しみと、生まれくる我が子への愛情。
或いは、この先どう生きていいか分からない人生で、すがる対象としての我が子。
女性同…
短編30分。
妊婦が収容所か矯正施設みたいなところにぶちこまれている。
そこで女性達が生活していく映画。
これはもう、どうしたらいいんですか。
という状況。
ハッピーエンドがほぼほぼ用意されてない…
女の意思は二の次。特に母子なら子供(未来の資源であり希望の象徴である故)を優先する社会にある種の諦めと理不尽さに心がついていかない部分はやっぱりある。世界は知識も感性も養われた女性より未熟な若葉を愛…
>>続きを読む原題: Un grand silence
2020年 MyFFF “STAY HOME edition”にて鑑賞。
29分49秒 ショートフィルム。
男性教師の子を身籠ったマリアンヌ。裕福な家…
「沈黙」というタイトル、これは妊婦だけでなく生まれてくる子供もまたあてはまるものである。
生まれた時代も家柄も、人は選ぶことができない。でも生まれたからには、自分の足で生きていきたいものだ。
マリア…
選びたいけど、選ぶことのできない時代がただただ辛い、苦しい。
緊張感が途切れない作品だった。映像の暗さと閉塞感がある、自由のない、選ぶことのできない施設のシーンが一層重苦しさを強めてる。
1968年…