救済P

青鬼 THE ANIMATIONの救済Pのレビュー・感想・評価

青鬼 THE ANIMATION(2017年製作の映画)
2.5
カス。

『青鬼』のフリーゲームには元ネタとなる言い伝えが存在した。民俗学研究会に属する田舎の高校生たちは青鬼の真相に迫るという話。

パッと見でわかるがモデリングが酷すぎる。2017年のアニメーションのクオリティではない。PS2のプレイ面くらい。
無駄に声優が豪華で、とくにあやねるは役にハマっているのでギリのところで見れなくはないが臨場感に欠ける。

設定にあるように、フリーゲーム『青鬼』のキャラクターは「青鬼」しか登場してこないため、深刻な素材不足に陥っている。他に「ヒッヒッヒッヒッヒ」といった青鬼登場時のBGMくらいしか原作要素がないため当然多用することになるが当然クドい。

パニックものであるとともに謎にミステリーものなので最後には真相が待ち構えているがそれもしょぼい。

青鬼の作者が自殺するのが面白い。なんだと思ってるんだよ。

黒幕が登場した瞬間に主題歌の志方あきこ楽曲が流れ出して爆笑した。なんでそこだけ完璧なんだよ。民俗学研究とシリアスな世界観に志方あきこ、なんでそこだけキャスティングが完璧なんだよ。
楽曲が流れ出すタイミングといい最高すぎる。ここだけほんまに面白かった。他は見る価値なし。
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