有名フリーゲーム『青鬼』のアニメーション映画です。
青鬼に追われること以外はほぼ原作を踏襲していないオリジナルストーリーで、青鬼のルーツに迫ります。青鬼を伝承の存在として民俗学と絡めることで、和風ミステリーの不気味さを出してきたのは悪くないと思います。映画そのものは大味な作りながら、ストーリーは謎が全て回収されておりまずまず納得の行く内容だったのはさすが我孫子武丸の脚本と言ったところです。ところで『青鬼』の作者鬼籍に入ってることになってますがそんなことにして大丈夫なんですかね…
作画のおかしげなヌルヌル低クオリティアニメなのが気になりすぎるので低評価にせざるを得ませんがね。腕の細さを何とかしてほしいところです。対して突然気合の入ったゴア描写には笑ってしまいます。まあ青鬼に興味の有りすぎる方は見てみてください。
