満を持してのパイルダーオンに痺れる映画。
画面狭しと暴れまわるマジンガーにこれでもかとワクワクさせられる。
ロケットパンチ、ブレストファイヤーなどの武器はもちろん、冷凍光線みたいなちょっと地味めな武器までスポッと当てててうれしい。
マジンガーの圧倒的な強さを出しつつ、しっかり苦戦するところは苦戦してて、スーパーな感じ。
話もケレン味のあるスーパーロボットテイストで好き。
戦闘から入り、謎の女、世界の危機、人類に打つ手はない……。
いかにも、という話の作り方に安心感を覚えつつも、ちゃんと戦いから10年という時間を考えてて、好感。
兜甲児がそのまま大人になったようで……。
戦いのその後って、なかなか描きづらいから。
戦闘のプロにもっと活躍してほしかった。
