メメメメ

オン・ザ・ミルキー・ロードのメメメメのレビュー・感想・評価

4.6
「わたしあのときの鶴です」とでも言いたげにワサワサ寄ってくる動物たち、ひいては投げ捨てたウェディングドレスにすら愛される主人公。そもそもなんか恩売ったっけ、、、と一瞬思うけどこの映画の動物やウェディングドレスは生命共同体のようなものであり、その奥にあるのは神の意思。生に執着することすら無頓着になってしまうような地獄の最中に愛を見つけ、辛い過去に囚われず未来を望む2人へのエールなんですね。たとえ羊が爆散して花嫁が雲散霧消したとしても、主人公が愛を語る者として存在し続けることに意味があり、やっぱり戦争なんておろかだな〜って人々の心の気付きに、ぜんぜんならなそうな石積み、、、。あんなんただの懲罰やで、、、。正直そんなのはどうでも良くてとち狂い方がめちゃくちゃおもしろかったし、スイスアーミーマンと同時期に公開してたと知って震えました。羨ましすぎる寓話ウィーク。。
メメメメ

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