恥ずかしながら初クストリッツァ作品。とにかく沢山可愛い動物が出てくるし、音楽も人物も最高にポップなだけに、戦争描写とのコントラストが強烈すぎた。
不条理で悲しいけど、ちょっと言葉にできないくらいよか…
もしもドストエフスキーが映画を撮ったなら。
ポリフォニー(多声)とカーニバル(祝祭)。
映画でしかできない語り方で祝祭空間を作り上げています。
気取らないフェリーニというか。
怒涛にして饒舌。
圧に…
「時計に噛まれ」怪我人続出だが、この村に時計はいらないのでは?動物に囲まれ乳搾りしてロバで行く、中世みたいな暮らしで
昔の感性でなら、てんとう虫のほか蛇や蝶も象徴的な意味で使われてるのかしらんけど…
いや、クストリッツァ本人なんかい!!!
味のある雰囲気よね…美しいレディの間で揺れるモテ男なのはわからなくもない…いや…どうかな。。
ところどころ、いやどうなの?!ってシーンも多くて、それ含めてお…
鷹が死ぬ夢は何?滝のCG酷くない?などのツッコミを黙らせる映像美と音楽で魅せ続けた。
奥行きのある構図と唐突な戦争描写の相性が良い。向こうで幸せそうにしてても手前で殺し合いしてるっていう。
後半の…
前半はクストリッツァらしい戦争音楽動物結婚祝宴のカオス。切なくも滑稽な狂騒に惹き込まれる。
後半の逃走部分はちょっと間延びしちゃうけど、ラストはエモーショナル。やはり見事だなーと思う。哀しみと愛に満…