なはーこ

阿修羅少女(アシュラガール) BLOOD-C 異聞のなはーこのレビュー・感想・評価

1.5
セーラー服の少女が日本刀で化け物と戦うお話。
セーラー服と日本刀がコンセプトのダークファンタジー群、「BLOODシリーズ」。その中でも、凄まじい展開の最終話が物議を醸したテレビアニメ、「BLOOD-C」のスピンオフ実写映画となります。
BLOOD-Cとしては初実写映画ですが、BLOODシリーズ全体では2度目の実写映画です。
個人的にシリーズ最初の実写映画「LAST BLOOD」は雰囲気があって好きな映画だったのですが、こちらはシリーズの雰囲気があまり感じられずに微妙でした。
俳優陣はなかなかに豪華ですが、そのしわ寄せか、他が安っぽいです。斬りつけるシーンも実際に斬ってるようには見えず、指すシーンも明らかに刺さっていません。全体的に学芸会のような出来だと思いました。
そもそも、音響が終わっていて、セリフはボソボソ喋っていて聞き取れないのに、BGMはやたらでかいので視聴するのにやたらストレスがかかります。字幕が欲しいレベルです。

一応、テレビアニメ版本編を踏襲した舞台設定に、本編へと繋がっていくのを予感させるようなオチはよかったと思います。
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