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ウーナ 13歳の欲動のodyssのレビュー・感想・評価

ウーナ 13歳の欲動(2016年製作の映画)
2.5
【おっぱいは見える、けど・・・】

DVDにて。
ルーニー・マーラ主演の映画。

冒頭、十代前半の少女が登場しますが、それから少しして二十代かと思われる女性ウーナの場面となる。母親と二人暮らしですが、或る日、出勤せずに出かけます。

そして或る工場で男と再会する。
実は十数年前、十三歳だったウーナは父の友人である年長の男性レイと関係し、レイはそのために裁判にかけられ4年間服役したという過去があったのです。今回、久しぶりに(彼の服役後は初めて)彼女はレイに会いに来たのでした。

レイは名を変えて勤務していました。
無理にレイとふたりだけになったウーナは、彼と過去を振り返ります。

・・・というような映画で、もとは舞台劇だったそうですが、たしかに見ているとそんな感じです。十巣年をへて再会したふたりが過去を振り返ることにより、当時のふたりの関係がどんなものだったのかが明らかになってくるという筋書きで、動きよりも会話が主導権を握っているのですから。

世間的には十代前半の女の子を無理に誘ってセックスをしたとして男は有罪になるのですが、そういう世間的な価値観とは違うものがふたりの間にはあったということが分かってきます。

ただ、それが十数年後のふたりの生き方を決定的に変える、というふうにはなりません。そこが物足りないんですね。レーゼドラマや舞台劇としてはよくても、映画はもう少しダイナミックに、嘘でもいいから新しい地平線を切り開くような展開にして欲しいもの。

そういう意味で、ちょっと残念な映画でありました。

なお、ルーニー・マーラは最初のあたりでおっぱいをさらしていますが、セックスシーンではなくシャワーを浴びるシーンです。その後、セックスシーンもあるものの、画面が暗くてよく見えません。十三歳のヒロインを演じるルビー・ストークスもチャーミング。
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