開明獣

彼女とTGVの開明獣のレビュー・感想・評価

彼女とTGV(2016年製作の映画)
5.0
フォロワーさんのお一人で、開明獣を24365で監視しており、常にCIAへの報告を怠らないパンダを世界で誰よりも愛するhideさんのお薦め😌

3日以内に観ないと、アフロヘアにしちゃる!!と脅されて、福島淳か、久能整みたいになれるのかと一瞬ワクテカしつつも、スキンヘッドに明るい未来はないと、逆説的に納得して、亜魔腐羅を立ち上げました📺

夫に先立たれ、息子も成人して家を出ていった、一人暮らしの老婦人、エリーゼ。スイス🇨🇭の首都、ベルンから程遠くないモンビューの街で小さなパン屋を営んでいる🍞

エリーゼの家🏠は、そこから人里離れた線路沿いの小さな家。エリーゼは日課として、朝夕通過する、欧州横断新幹線🚄、TGVに窓からスイス国旗を振ることだ。回転ダイアル式の電話、タイプライター、旧式のラジオ、彼女の生活はデジタルとは無縁の、20世紀半ばの様式から変わっていない。

そんなある日、エリーゼは、庭で手紙を見つける🔍その手紙はブルーノという人物からだった。一つの手紙✉️が起点となって織りなす、ウィットとペーソスに富んだちょっぴりビターな人生の物語📕

余談ながら、TGVは昔出張で、パリの北駅(当時の発着駅)から何回か使ったけど、新幹線🚅に勝るとも劣らぬ快適さだった。欧州は時間があれば列車の旅がいい。倫敦から巴里へもユーロスターが楽しい😌

本作は、ジェーン・バーキンの遺作で、彼女の魅力は勿論なのだが、映像、演出、脚本、音楽、演技が非常によくバランスが取れているからこそ、良作になっていると思う。バーキンの名演も、土台となる骨格がしっかりしているからこそ、名品に仕上がったのだろう😌

観終わって、胸がいっぱいになり、思わず微笑んでしまう素晴らしい作品👍hideさんに感謝‼️

明日の朝食は、クロワッサン🥐にブリーやポンレヴェツクのようなフロマージュ🧀、それにショコラ・オ・トリュフをいただこう😊
開明獣

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