パルパティーン

ミニオンズ フィーバーのパルパティーンのレビュー・感想・評価

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)
4.0
やっとこの映画が見れた。予告編でミニオンズはなんでグルーと共に過ごしていくかとあり、明かされるのかなと思っていたら、明かされなくてグルーの初めての悪党になる映画であった。

最初のグルーが追われるところで、ドアをノックして後ろの敵をドアで倒すシーンは、なんの映画かは忘れたけどジャッキーチェーンが出演している映画のオマージュだった。このシーンは笑ってしまった。
もしかしたら気づいていないだけで他の映画のオマージュもあったかもしれない。

ミニオンのオットーは、失敗しまくっているけど諦めずに石を追い求めて三輪車を漕いでいて、ミニボスのために限界突破していくのは心打たれた。ロサンゼルスに一緒にいくことになった人とのツーリング見てて良かった。楽しそうなオットーが見れた。

ケビン・スチュアート・ボブの3人組はカンフーを習うところのシーンは好きである。ケビンで木の板をタコ殴りするシーンは笑った。師匠の強さは異次元だけど、初級訓練を突破して勘違いした3人が面白い。まだ初級なのに。しかし、最終決戦で師匠の声に覚醒した3人のフルパワーが最高である。体が小さかろうが思考と努力でどうにでもなるというメッセージかなと思った。

ケビン・スチュアート・ボブがロサンゼルスに行くために自分たちで飛行機を操縦するところは笑った。本当に急上昇急降下で現実なら死人が出てもおかしくない。笑
ボブは相変わらずの変装でおちゃらけているのもみてて可愛い。

ワイルドナックルズは最初のところで裏切られその後も仲間に裏切られ、孤独となるところがあるが、グルーが一緒にやっていこうやと説得するシーンは少しグッときた。グルーが時計台に縛られて、ピンチな時にナックルズが助けに来たのは良かった。グルーが月を盗む映画「怪盗グルーの月泥棒」は師匠のナックルズの言葉から実行していると思うと感慨深い。

敵のヌンチャクの教会のばーさんの登場の仕方やマシンに乗り込むところがいちいち面白い。個人的に好きなキャラクターである。最後のミニオンズでのこの顔🥺はとてもずるい。

今まで公開されているミニオンズや怪盗グルーに出てくるキャラが若くして登場していて個人的に盛り上がった。この映画観たあとに怪盗グルーシリーズを見たらより面白くなるだろうと思った。


2022年28本目