のぼせギュウマン

ミニオンズ フィーバーののぼせギュウマンのレビュー・感想・評価

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)
5.0
『グルーの不良時代、若い頃と照らし合わせて見てみては?』
久々に、「悪い方のグルー」を見れたのが本作の中で、一番嬉しかった。
今回は、子供なので、現実に置き換えたら、「不良時代の友情」に近い話だった。他人が邪魔な存在で、武器などで蹴散らしているところや人に認めてもらいたい気持ちは、若者にとっては、共感できる場面だっただろう。
時系列からして、その次となる「月泥棒」では、念願の悪党業が下火となり、復帰を賭けた大悪事に挑む。しかし、悪党を辞め、作戦のために取った養子の子育てに臨むか、選択を迫られる。「怪盗グルー・ミニオンズ」シリーズは、ハチャメチャな内容ながら、そういうどこか共感できるところがあって、親しめる作品だった。