Honami

SING/シング:ネクストステージのHonamiのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スクリーンの前から2列目で見たからか、まさしく1つのショーをみているような気持ちになった。

1では、ムーンがオーディションをする側だったが、2ではされる側としてステップアップ。
そして舞台を作る中で、
辛かったダンスを積極的に練習しできるようになったり、全く恋心を知らなかったのがはじめて恋に落ちたり、勇気を出して空から飛んでみたり、そして1に出てきたキャラクターではないが、ずっと閉ざしていた心を開き再びステージに立ったり……1が0→1のステップアップだとしたら、この2は1→10への成長をしっかりと個々にフォーカスを当てて表現していた。

役柄としては、社長の娘のオオカミちゃん・ポーシャ。自信満々に歌い、踊る彼女にはすごく魅入られるものがあって、アニメーションと言えども釘付けでした。

社長のオオカミは、金になるものを作ろう!という感じ+自分1人が満足すればいいという感じだったが、ムーンたちは自分たちが最高だと思うものを作りたい!チームとして頑張ろう!そして表現したいものを例え無料で上演することになったとしても、行おう!(といっても、ムーンは色々利己的なところもあるんだけれど)
この対比が、最後の無料公演でしっかり出ていたなあ

そして何よりも、音楽がいい。ポップでアップテンポな曲が続き、客席も思わず笑顔を浮かべながら口ずさみたくなってしまう。最高にハッピーなつくりでした
Honami

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