SING2 ネクスト・ステージ/アイナさんの声に耳が溶けた。
SING ネクスト・ステージ 映画鑑賞
▷『きちんと前作を超えて、良いところと歌もパワーアップして帰って来た！！』
97点／耳がとろけちゃう。
▷あらすじ
『ムーンは劇場を再び盛り返して、再建に成功できたがムーンの夢は終わらない。次に目指したのはエンターテイメントの聖地・レッドショア・シティ。ムーンは仲間を引き連れて、レッドショアの大物劇場人ジミー・クリスタルに会い斬新なアイデアとハッタリでクリスタル・タワー劇場の公演の契約を取り付けた。しかしその契約には15年前に姿を消した、クレイ・キャロルを迎え入れることであった。期間は3週間。ムーンは数々の問題とキャストに囲まれて、舞台を成功できるのか？』
▷徹底感想
いやー、最高の続編ですよね。キャストも増えてB'zの稲葉さんが緊急参戦し、前作の『あの、キャラはどうなったのか？』というモヤモヤを解消させるという、こんな素晴らしい展開は拍手ですよ。
では、前作と比べ良かった所を二つ挙げたいと思います。
①キャラがパワーアップして、新キャラもカッコいい！！
前作のキャラクターが今作も登場します。アッシュは、ロックシンガーとして成功、ミーナはあがり症を克服して、美声を披露し、ジョニーはお父さんと仲直りして、自分の人生を追い続け、そしてムーンの劇場は大成功を収めていた。しかし、ムーンは止まることはなかったが、プロの批評家から見れば、ムーンの劇場は子供向きだと審査されていた。ムーンはそれに心が折れたが、自分たちのパフォーマンスを大物劇場人にジミーに披露した所、一発不合格。
しかし、グンターのウソが素晴らしすぎて、ジミーは感動して、ムーンに『三週間後に舞台をしろ！初めから！そして、15年前に姿を消したクレイを連れてこないと、お前をビルから叩き落してやる。』と言われてしまいます。
そこに出てくる、新たなキャラが良いんですよ！！紹介します。
▷ポーシャ：ジミーの娘であり、暴れ馬に乗った可愛い美女。
僕はこのキャラを目当てに観に行ったみたいなようなものでした。まずテレビでぼやーんと観ていたら、彼女の歌声を聞いて『なんやこの歌声は！！誰や！！』と目が覚めてしまいました。彼女は、特徴的なハスキーボイスと高音の両刀を所持しており、テレビの音質でも伝わる程の聖域に訪れたみたいなものでした。そして、声優としての実力はどうなのか？これも素晴らしいんですよ、きちんとポーシャの性格に合った声であり、少しイラっとした言動にも、何故か許してしまう存在なので、アイナ・ジ・エンドさんを選んだのは拍手ですよ。HPではポーシャの演技が下手と書かれていましたが、自分は全然普通に観えましたけどね。ただ、性格に難がね、、、
▷クレイ・キャロル：伝説のシンガーだが姿を消した真実とは。
クレイの声優さんはB'zの稲葉さんです。映画の予告編を観た時、『稲葉さんの声優大丈夫かな？』と少し心配になりました。しかし、劇場で見ると全然違和感が無かったです。最初は、無茶苦茶強そうな怖いライオン、しかしアッシュが彼の心に閉ざした門を開き始めると、本当に良い奴で、頼もしい。そして、歌声も抜群。また少し考えたのですが、アッシュが紅茶にはちみつ入りを出した時に、クレイが嫌いだと発言していました。多分この理由は奥さんが好きで、一緒に飲んでいたことを思い出したんではないかと想像しましたね。また、ムーンの元に現れた時に、中々ぶっ飛んだ発言もしていたので、結構面白いキャラでしたね。しかし、クレイは舞台に出てきますが、未だに克服はしていませんでした。果たしてどうなるのか？
②舞台が壮大になり、今のエンタメの真価を披露されている。
今回の劇場でムーンは壮大な舞台を設計します、それは宇宙。様々な星や惑星を舞台にし、自分の仲間を助ける内容にします。でも、その舞台が一際良い！！これは劇場で見てほしい！無理にミュージカルにしておらず、綺麗に歌がハマるような設計でした。これは本当に良かったです。
また、今回は様々なキャラが新たな挑戦をしているところも注目ですよ！！
▷疑問点
でも、自分は疑問に残っているんですよね、それは歌の日本語化です。これは納得できないところがあるんです。日本語にして良かった曲はもちろんありました、しかしアリアナ・グランデのBreak Freeを日本語にするのは納得が出来ませんね。絶対に英語の方が聞き心地が良かったのに、無理に日本語にする必要はなかったです、そしてアルフォンゾの声はジェシーさんはまだ声優は早いです。キャラに合ってない声でしたね。
▷まとめ
『SING2 ネクスト・ステージ』は本当に素晴らしいので、劇場でご覧下さい。次回作もあるかどうかわかりませんが、次も観たいです！！お勧めです！
