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SING/シング:ネクストステージのapapattiのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃよかった。
ポーシャかわいいな~って思ってたらアイナジエンドだった。
好きなアーテイストだったのかよ。

このシリーズ全体的に動物の動きがすごく肉感的で、女の子がかわいい。
ブレイクダンスの猫とかもかわいかった。あと秘書の犬。最高。

ストーリー自体はところどころ前作同様荒唐無稽な部分はあるんだけど、歌唱パートに向けてボルテージを上げていくのがわかってるので許容できてしまう。クレイの気持ちの切り替わりは結構急だと思うけど、レジェンドのかっこよさがバチコリ出てるのでOK。これくらいかっこよくていいのよ。

あと冒頭は絶対夢オチだと思った。ちゃんとムーン劇場が繁盛していてよかった。

稲葉さんはもっと歌ってほしかったけどそういえば映像があるから尺はそっちに依存するんだった。そりゃそうか。

ストーリーというよりはキャラが動いてるのを見ていて楽しいし、歌唱シーンはガチンコの歌手なので、CGでフルの演出とセットで見るとめちゃくちゃゴージャスな気持ちになる。

いしわたりさんと蔦谷好位置さんのインタビューもみたけど、リップシンクに合わせて和訳をチューニングしてるだけあって、口の動きの違和感がないのはそれでか、と思う。U2の原曲も聴いたけど全然終わらない旅をさぁいこうの口だったもんな・・・。あの英詩をこの日本語に置き換えるのマジですごいことしてるな・・・。

英語の曲って結局シンプルな歌詞を繰り返すのが多いという話はそうで、日本語ではあまり聞かない歌の構成にはなってるんだけど、歌唱力がぶっとんでればそんなのは関係ない、というのを感じさせられる。スキマスイッチ大橋さんもマジでそう。

歌の力、の結晶体を感じることができる。SINGという作品名がふさわしい。
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