ももさく

SING/シング:ネクストステージのももさくのレビュー・感想・評価

3.5
森の中で小さなドアを見つけたゾウのミーナ…。そこにはみんながいた。

前作後。彼らのショーはそれなりに人気だったが聖地であるレッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターでショーをする事がバスター・ムーンの更なる夢であった。

スカウトに断られたのにみんなを集めてエンターテイメントの聖地レッドショアのクリスタル社へ押しかける。アポ無しなのでもちろん断られるが…。

出演者→ バスター・ムーン(内村光良)ロジータ(坂本真綾) アッシュ(長澤まさみ)ジョニー(大橋卓弥)ミーナ(MISIA)グンター(斎藤司)ナナ・ヌードルマン(大地真央)ミス・クローリー(田中真弓)ビッグ・ダディ(三宅健太)ノーマン(奈良徹) スタン(最上嗣生)他。

クレイ・キャロウェイ(稲葉浩志)伝説のロックスター。

アルフォンゾ(ジェシー)レッド・ショア・シティでアイスクリームを売っているゾウ。

ポーシャ・クリスタル(アイナ・ジ・エンド) ジミー・クリスタルの娘。わがまま。

ダリウス(木村昴) ミーナの舞台のロマンス相手役だがミーナの名前も間違う勝手なヤク。

ヌーシー(akane)ストリートダンサーのオオヤマネコ。ジョニーに指導をお願いされる。鼻ピアスをしている。

クラウス・キッケンクローバー(山寺宏一)ジョニーにダンスを教えるテナガザル。

ジミー・クリスタル(大塚明夫)白いオオカミでクリスタル・エンターテインメントを経営。

スーキー・レーン(井上麻里奈)ジミー・クリスタルのアシスタントでありタレントスカウトをしている。丸眼鏡をかけていてサラサラヘアーでスラリとスタイル抜群のイヌの女性。

ジェリー(山下大輝)ジミー・クリスタルの助手であるネコ。

リンダ・レ・ボン(林原めぐみ)トークショーの司会を務めるロン毛のウマの女性。

字幕→ マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、ボビー・カナヴェイル、トリー・ケリー、ニック・クロール、ファレル・ウィリアムス、 ホールジー、チェルシー・ペレッティ、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、 アダム・バクストン、 ガース・ジェニングス、ピーター・セラフィノウィッツ、ジェニファー・ソーンダース、ニック・オファーマン、ボノ、ジュリア・デイヴィス、スパイク・ジョーンズ、アダム・バクストン他。

本編前にイルミネーション♪ってミニオンズが可愛い!。

スタートからして小さな扉がデカくなる始まり方が引き込まれてしまった。

前作も歌も内容も楽しかったけど今作も劣ってない。むしろパワーアップしていた。

ながら見含めて最初に吹き替え見て、字幕見て、また吹き替え見ました。私は基本吹き替え派なので前作と同じメンバーの日本人の歌声が好きです。MISIAのしゃべる声の可愛さと歌う声の迫力のギャップが良いし耳で顔を隠すとかも可愛かった。

そんな彼女が恋する相手をジェシーが演じてるんですがジェシーっぽさが消えててキャラの邪魔をしなくて逆に良かった。

オーディションに落ちたメンバーも個性的で見てて楽しかった。

不思議の国のアリス風?、バスの旅、掃除係のゾウ、回る義眼、飛び出る絵本みたい、目にリンゴ、13年ぶり、沢山の小さな猿のタップ、無料、ワームホール、クレイのウィンクも印象的。

バスター・ムーンは嘘をついても真実になればチャラ的な?。計画性があまり無いし勢いで行動できる人って成功する事もあるんかね?。私は勢いってのが無い性格なので羨ましい。

    「パパきっとブチ切れる」

親の存在のデカさで全て思うようになってきた、世の中そんな人もいるのかな。ポーシャ演じるアイナ・ジ・エンドは、抜けてる声が良かった。ちょっと土屋アンナっぽさもあった。

  「クレイジー!正真正銘クレイジー」

奥さんの存在が大きすぎて喪失感半端ないのって本当にうまくいってた夫婦のみが得られる悲しみなのかな。私は猫でしか例えられないけど猫が亡くなった時とか病む。

歌ももちろんいいけどバイクに乗るクレイがめちゃカッコいい!そんなクレイをB'zの稲葉浩志ってのが意外すぎ。オファー良く受けてくれたなぁと驚き。ダメ元でしてみよう!ってなったんかな。U2のボノをリスペクトしてるから?やってみようとなったっぽいが。最近だとドラマ「あなたがしてくれなくても」の歌も素晴らしいけど、こちらの作品での長澤まさみと稲葉浩志のデュエットは最高でした。

         「窓から飛ぶ」

       「この世界の彼方へ」

「スナックとクッションでくつろいでね」

宇宙空間を演出したワイヤーアクションとか映像込みのミュージカルショーは、とても素敵で、ショーの中に今起こっている事が入り込んできたりミーナが演じる為に相手を想像で切り替える所も良い。

クリスタルタワーホテルが広すぎるし綺麗すぎて、わぁ〜ってなり劇場で見たらもっと気分良かったろうなと思いました。

ロジータの夫がロジータを認めてる所も素敵よね、器小さい男なら相手は同じ豚だしグンターに嫉妬してもおかしく無い。

誰が主役とかなくて、みんながそれぞれ頑張ってるのが良かったな。沢山のサポートメンバーも良いし。悪役は何が不満なのかよく分かりませんでしたが。

そもそも実際演じてる役者(声優)にしても物語のキャラクターとしても、みんなそれなりに才能がある集まりだから上手くいくとしかないよね。

逆に芸能人でも歌を苦手とする人とかに下手な段階から演じてもらって成長してく!みたいな物語でもリアルで楽しめそう。ドラマならありそうだけどアニメだとなかなかないか。芸能人声優で下手な人は下手なままな気がする。あんまり下手だと集中できなくなりますよねぇ。

 🎶♪終わらない〜旅を〜いざ行こう🎶♪