現代の日本で撮影しているだけなのにどことなく近未来感が感じられ、ディストピア感が絶妙。
吉村界人さんのみずみずしい存在感は期待通り。
この世界で禁止されている「音楽」=ノイズミュージックという設定は…
音楽=娯楽=あってもなくてもいいもの。
今回のコロナでもそう。音楽やカルチャーはまず最初に足切りされる対象だった。
音楽が必要不必要なんて論点が間違ってて、音楽への感動とか言葉に出来ない感情とか…
このレビューはネタバレを含みます
-生きるために!
魂の叫び
終わらない咆哮
ただ生きるために音楽を聴いた
ただ生きるために音楽を作った
ただ生きるために死んだ
それが音楽だった
退屈な日々に、これまでの人生に、
“サラバ静寂…
音楽のない人生は考えられん。
映画の中の無音やけど、音が聞こえる感じすごく気になる。たぶん、これは映画館で見るべき映画やろな。
音楽を知らずに過ごしてきて、初めて音楽に出会う瞬間、たまらんかったな。…
娯楽が禁止されてる世界
その世界で音楽に魅了される
音楽が鳴り響くあの夢見た場所へ
バッドエンドだったけど
ラストカット含め
めちゃくちゃ素晴らしかった
ライブハウスでライブを見れない
今のこの…
音楽が禁止された世界で音楽を求めようとする若者たちの構図はリアリティがあった。
サノバノイズで音楽ライブを楽しんでる様子はそのまま警察に見つからないでくれと思うほどの楽しげな光景。
斎藤工の気色悪い…
©『サラバ静寂』製作委員会