メモ
・共和党支持者っぽい親と矯正施設(施設に星条旗を掲げたり それは一体誰に向けたものなんだよ、と感じる)
感想
・一見、完全に矯正のプロセスが進んでいるかのように見える同門たち しかし、実は解決なんてしていなく、「個人がありのまま在るべきもの」を矯正しようとする行為が人間にとって如何に間違っているか、を表現しているシーンが幾つがあり、この映画の見どころと言える
・男性教師は矯正された存在で且つ恐らくは内面に解決していない問題があることを自覚している人間なので、主人公に「この施設は存在する意味があるの?」と問われたとき、きっと男性教師は「貴方は存在している意味があるの?」と言われた様に感じたと思う
・舞台は90年代だが、服装や話し方などは2018年の感覚であり、つまりは、「こういった強制的な施設やカトリック系の厳格な価値観を子に押し付ける問題は現在進行形に存在している」と、この映画の提示する問題意識を感じた次第