福福吉吉

サスペリアの福福吉吉のレビュー・感想・評価

サスペリア(2018年製作の映画)
2.0
リメイク元の1977年のダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」は観ていません。

1977年、ベルリンのマルコス舞踏団に入団するため、アメリカからやって来たスージーは、振付師のマダム・ブランの目に留まり、入団し、大きな役を手に入れるが、彼女の周囲ではダンサーたちの謎の失踪が発生していた。一方、精神科医のクレンペラーは患者だったダンサー、パトリシアが行方不明になり、マルコス舞踏団を調べ始める。

ストーリーは半分も理解していないと思います。スージーが入団した舞踏団が、踊ることで呪いのような人に危害を加える儀式をやっている、くらいがやっとです。細かい儀式の詳細は分からなかったけど、スージーが力強く踊ることで、他の人が負傷し、死んでいく様子は不気味で怖かったと思います。但し、2時間半ある映画の中で、恐怖を感じるシーンは少なく感じました。舞踏団では常時、不気味な空気が不安感をあおりますが、直接的な怖いシーンがもうちょっと欲しかった。
最初から登場していた精神科医のクレンペラーにもうちょっと活躍の場を作って欲しかったかな。気の良さそうなおじいちゃんで終わってしまった。
私には合わない作品だったと思います。
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