これをめっちゃ面白いと言う人は趣味が合わない気がするけど、理解しようとする人とは趣味が合いそうな映画…
ある舞踏団ではよく人が失踪…
ミステリアスなマダム・ブラン
連続失踪や舞踏団内でのトラブルは魔女によるものなのか…?
以下感想&ネタバレ
暫くするまで主人公がスージーだということに気づきませんでした笑
冒頭にでてきた妄想癖の女の子、後半で伏線が回収されますがそれまでなんのことやら。
マダム・ブランの美貌にただ圧倒されましたし、そこから繰り出される指圧攻撃で一心同体!衝撃的な死亡シーン…笑
物語のストーリー的には
スージー舞踏団に憧れる
↓
入団、失踪した女の子などの事件が起こっていることを知る。
↓
サラが真相に気付く
↓
魔女が器(新たな肉体?)を探していることが判明
↓
あら〜
結末を知ってからだと、劇中警察官を虐めているシーンでスージーが笑いを堪え、しかもその事をサラに話さなかったのが納得できます。
ただしこのラストにかけてが難解すぎる。
ここからは完全に推測なので正解を知りたい方は考察をググって頂いて。
マダム・ブランはスージーに情が移ったのでしょうか。ジャンプの能力を分け与えてみたり、マダム・マルコスとの儀式を辞めてほしそうな素振りを見せたり、それもありラストはブラン側を生かしたのか。(ブランが本当に3人の魔女の1人だったという可能性もあるかもですが)
スージーがベッドでうなされるシーンというのは未来を予測していたのか?
そもそもいつ魔女だったのか。
恐らく全てを理解する映画ではなく、推察する楽しみを与えてくれる映画だったんだと思います。また、女性と踊りという表現するジャンル、ベルリンの壁がある当時のドイツという情勢からもこの映画が強いメッセージ性を持っていることが推測できますね。
最後に、素晴らしい美女のマダム・ブランはドクター役とマダム・マルコス役の三役を演じていたのを知って驚きました。
しかも音楽がトム・ヨーク!
あとは個人的に清純美少女達がスパスパタバコを吸うのがツボでしたね〜