まっどしーがる

サスペリアのまっどしーがるのレビュー・感想・評価

サスペリア(2018年製作の映画)
3.8
早速劇場観賞。しかし、長いわ!

リメイクとは名ばかりの別物でした。オリジナル版の公開された時期のベルリンに舞台を変えて、ドイツ赤軍の影響下にあるストーリー。学校もバレエスクールから、前衛舞踏の学校へとマイナーチェンジ。

正直言って、意味もイマイチ分からなかった!クライマックスこそグロテスクなシーンが展開しているが、それ以外は、特にグロテスクさやショッキングなシーンも無く、淡々と進んで行く。

オモテの主人公はダコタ・ジョンソン演じるスージーだが、裏の主人公は、ティルダ・スウィントン演じるクレンペラー医師。更にはクレンペラー医師の愛妻アンケ役で、オリジナル版のスージーを演じるジェシカ・ハーパーまでキャスティングされている。

ドイツ赤軍、バーダー・マインホフ、ホロコースト‥オリジナル版では一度も聞かなかったキーワードが次から次へと出てくるのも興味が湧いた。

でもやっぱり、自分はオリジナル版の方がお気に入りです。
初夏に上映されるオリジナル版の4Kを楽しみに待ちたいと思います。
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