リンクト

彼女がその名を知らない鳥たちのリンクトのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

阿部サダヲ演じる陣治、優しい性格をしているのに嫉妬心で人を殺してしまうのか
優しそうな人物が、狂った倫理観を持つ犯人というパターンなんだなぁ。と思って見ていると

まさかの展開にブワッと涙が出そうになってしまった。

なんて愛情深い
やっぱり思いやりのある優しい人だったという
疑ってごめんよ そんな気持ち
なんでこんなにも彼女を守ろうとしているのかと思ったら、こんな背景があったなんて まさに保護者やん

年が離れた彼女で
親心のような
愛情も湧いていたんじゃないかと
出会った時から笑わない彼女だったわけで

チンパンジー飼ってみようか
には笑った
この台詞はもともとあったものなのか
入れたものなのか
アドリブなのか気になる
ちょくちょくおもろかった
さすが 阿部サダヲ

くすっと笑う蒼井優演じる十和子が
やけに素直で印象に残っていたら
伏線だったんだね

サスペンスだとも知らずに見て
最初の一時間は何がいいんだろう
アカデミー賞なのにと思って見ていたら
後半で思い知らされた。

ジャケットの文字も目にして無かったので、
内容情報全くなしで見れたという
それは貴重な幸せでもあり。

竹野内豊の役柄は最悪だった
誰しもが感じることだと思うけど
2度目も通用すると思ってること自体
軽薄すぎて、、結果殺されてしまった。

罪を背負った人物に、それでも強く生きてという希望を込め、この先 他の男との赤ちゃんを産んでも罪悪感がなくなるように「男でも女でも俺だから!」って。精一杯の言葉に胸が一杯になってしまい、私は深い愛情を感じました。