このレビューはネタバレを含みます
10/5舞台挨拶上映行ってきました!
レビュー書こうと考えて、
でも文章にするにはあまりにも難しく、
書いても薄っぺらい感想にしかならない気がして、、
この映画ほんとに観て良かった。
とにかく素晴らしい映画でした。
日本の映画で、しかも原作小説を映画化してこんなに素晴らしい作品を作る監督、日本になかなかいないのではないかと思う。
監督が自分が撮れる愛の映画はこれだと思ったから作ったって言ってて観終わったあとその言葉思い出して鳥肌立ちました。
こんなにも重たい愛の映画撮れる監督の素晴らしさ。観る側にこんなにも訴えかけてくる映画なかなかない。
ミステリーとは思わず観てました。
最後の駆け巡るようなテンポで戻っていくシーン。
十和子の視点から一気に陣治の視点に変わっていく。
陣治の十和子への思いが溢れて。
もうそこから涙止まらなかった。
最低な人物への嫌悪感と、
愛の対比が素晴らしくて、
だからこんなにも観る側に感じさせる映画が撮れるのだと。
この映画の完璧なバランス力にほんに言葉にできない思いでした。
こんなにも重たいのにもう一度見返したいと思える映画なかなかない。
もう一度見返したら、きっとまた違うことに気づける気がする。