濤声

海辺の生と死の濤声のネタバレレビュー・内容・結末

海辺の生と死(2017年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

満島ひかりの演技がひかる。(ダジャレじゃないよ)
映画のテンポはあまりいいとは言えない。
でもその間が満島ひかり演じるトエのどこか孤独で狂気を感じるものになっています。
BGMがほぼなく、奄美の自然音のみなのも作中の雰囲気を立てます。

浜辺で朔が去った後の砂を集めるシーンが好きです。少しでも愛しの男を行かせたくないという女性味が溢れています。
(この映画で震洋を知りました。)

永山絢斗(朔)も孤独で真面目でそしてガキの部分があります。トエを宥めるシーンはよかったです。最後の手紙はお前コラ短文すぎるだろ許さんぞの気持ちになります。こいつちょっとオタマジャクシとか狂気度が高いメンヘラ青年です。

井之脇 海が最高の脇役です。
濤声

濤声