正直言って、何が面白いのか全くわからなかった。
だから、誰か楽しみ方を教えて欲しいくらい。
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というのも、戦争の緊迫感と、恋愛のメロドラマが混ざって、なんとも言えない中途半端な空気感に戸惑った。
迫害から帰ってきた末に、ようやく主人公と出会えた女性の気持ちもわからなくはないが、もはや恋愛感情を秘めることすらせず、なんなら部分的に任務よりも恋愛に忙しくなるところとか、急に色気づくところとか、この映画のフォーカスすべき点がよくわからない。
そしてなんとなく、男性からすると「こんなふうに慕ってくれる女性がいるといいな」という理想像を描いている気がして、あまり良い気がしなかった。
途中、展開がわちゃわちゃしてくる場面があって「こいつらは何のために伝令しているんだ?」とわからなくなったけれど、最後まで見て納得した。
ところで「鐘」について、何らかの説明はあったのだろうか? 何かを見逃したのだろうか?
だから、最後に鐘が鳴る意味がわからない。
