SHIN

誰が為に鐘は鳴るのSHINのレビュー・感想・評価

誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)
3.3
見始めてすぐに、何か違う予感がしたが、ゲイリークーパーとイングリッドバーグマンが出てて、ヘミングウェイ原作という事で、どこかで急に面白くなるんじゃないかと、根気よく観続けたが、結局予感が当たっていた。

全体の7割ほどは隠れ家の洞窟での話で、正直退屈。終盤の戦闘シーンは盛り上がるが、洞窟での退屈さを補うほどではなかった。パブロの行動も一貫性がなくてよくわからない。ただ、アカデミー助演女優賞のカティーナ・パクシヌーの演技は見応えあった。あの閉ざされた空間での人間の心理描写を楽しめるかどうかで評価は分かれそう。
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