MiYA

誰が為に鐘は鳴るのMiYAのレビュー・感想・評価

誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)
3.5
久々視聴。原作は未読。文豪ヘミングウェーの文芸作品と身構えることなかれ。これはれっきとした戦争アクション。ラストの橋の爆破のシーンは結構盛り上がる。怪我をした主人公が仲間を逃すために1人で残るラストシーンが泣けます。

もっとも、スペイン市民戦争に身を投じた市民兵はそれぞれにルサンチマンのようなものを抱えており(因みに主人公はアメリカ人であり、もちろんヘミングウェイの分身です)、その人間関係の描き方は上手く、ドラマの部分での見所も多いです(中盤は物語の動きが鈍くなってかったるく感じますが)。

イングリッド・バーグマンはもちろんキレイですが、都会的な雰囲気の彼女はミスキャストのような。

BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて
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