なんか、チェン・ボーリンちゃんと仕事してて偉いな、と思いましたね。
ハ・ジウォン演じる売れない推理作家はなかなか新作が書けず、ご近所で怪しい行動を見るとすぐに通報する一見迷惑な女。
そんな彼女をサポートするのは幼馴染で彼女に想いを寄せる警官チョン・ジョンミン。しかし彼女には全く相手にされない。
そんな時!ソウルで起こっている連続殺人事件の被害者を廃墟で発見してしまった!
小説のネタに犯人探しに乗り出すハ・ジウォンはひょんなことからイケメンの中華系アメリカ人、チェン・ボーリンに出会い・・・。
なんだろうコレ?
一昔前のテレビドラマかもしくはよく出来てない少女マンガみたいなのを、そこそこ有名な俳優が演じててなんか無駄使い感がハンパない。
チョン・ジョンミンはこういう気弱で周りに振り回されるいい奴ポジションが板についたかな?
怪作「ヘンゼルとグレーテル」あたりからこういう役ばっかですよね。
ハ・ジウォンもちゃんとしたら美人なのにいつもはボサボサの愛嬌がわざとらしいヒロインをもうここ10年以上やってますよね。
2人ともちゃんと需要があるのすごい。
話がね、もうなんか、ほんと、なんだろう?
犯人は誰だ?!ていうか、どっちだ?!で最後まで引っ張っていくんだけど、本当にどっちが犯人なのかわかんなくて。
結末が明らかにされてからもわかんなくてw
全然納得いかない感じ。
ラブコメに凄い取ってつけたような連続殺人事件が絡むから、ほんと、何の何?って感じです。
それ以上でも以下でもない。
でも!
この映画、チェン・ボーリンがアメリカ人設定なんすわ。
だから他言語映画でもある。
それも含めて、こんな脚本なのに、役者さんが本当に真面目に仕事をしている、という点ではものすごく評価できると思いました。