タモリ
「朝起きて、会社や学校へ行く。
辛いですよねぇ。
しかし、そんな辛い朝も、ルーティンをもってすれば、案外簡単にこなせるかもしれません。
この物語の主人公のもとにも、いつも通り朝が訪れます…」
イラストレーターのキューライス作の短編アニメ。
彼の独特な空気感とオフビートなユーモア、味のある絵が好きで、ネットでちょこちょこ彼の漫画を読んでいます。
朝を完璧なルーティンで過ごす男の、優雅な一日の始まり。
とはいえ、その完璧さゆえに歯車が狂った時、奇妙な世界への入り口が開きます。
ブラックなユーモアと、熱にうなされたようなアニメーションが癖になりますね。
短い間で丁寧に演出されたアニメーションによってインパクトを与えるのが見事で、何度観ても構成の細やかさに驚きます。
サクッと見れるので何かの待ち時間の間にでも是非。
タモリ
「全く同じ朝など一度としてありはしないのに、なぜ彼はそこに規則性を持たせようとするのでしょう?
もしかするとそれは、奇妙な世界の訪れを、どこかで恐れているからなのかもしれません。」