長崎で被爆した医師永井隆博士の原作による映画。永井博士の映画は本作の他に「長崎の鐘」があり、こちらは永井博士の医学生の頃から結婚し医師として家族人としての半生が中心の作品で、原爆以降の部分は短い(永…
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音が、心臓まで届く…
すばらしいなこの映画
(あまりに良作だったので長い)
いやそもそも、のっけからパワーが全開。
あの拙い日本語のスピーチと、黒い画面に白文字で映る「この子を残して」。
この…
「戦争と文学」
ラストシーンで流れた峠三吉の原爆詩に曲をつけた唄が流れてた。
何よりもうもうもうもう家族の愛が溢れすぎてて…涙がとめどなく溢れ出てきた。
まっ、序盤からずっと泣きどおしだったけど。笑…
木下惠介監督後期の作品。
広島に比べると少ない印象の長崎原爆を描いた作品。
基本的に淡々と進んで正直少し怠いなあと思っていたら、物語がラスト10分でガラリと表情を変える。
『ひろしま』や『黒い雨』の…
お父さんが執筆を始めて名前を見て、やっと実在した永井隆さんだったことに気づいた。
木下監督はきちんと観客に涙を流させる監督というイメージもあったが、この作品では意外に悲しく辛い場面も早く切って、…