作品紹介に
「男が女に監禁され、その欲望のままに調教されていく。
通常のエロティックスリラーとは逆のパターンが
斬新な意欲作」
とあった。ジェケットの女性の後姿も素敵だったので
観てみた。
女性がひどい目に合う監禁ものはイタいが
男性の場合どうなのかなと思った。
いろんな性癖の人がいるという共通認識が広まったからか
いまは「ヘンタイ」という言葉を使わなくなった。
多様性に鑑みれば、それは好ましいことだが、
犯罪にならならない境界「同意」は大事だ。
そのギリギリをどう描くか、それに興味があった。
カナダでは、得体の知れない女性を簡単に自宅に
入れるのだろうか。
男がクズなら痛い目に合うのも自業自得なのか。
ツッコミどころもちらほら。
「日本製の本焼き包丁」「1本800ドルの高級品で
切れ味は最高」
日本製が高級の代名詞というのはちょっと嬉しい。
(ジャケットでも包丁を持っている)
オープニングはスタイリッシュでおしゃれだが
アリ・アダチアの体型がイマイチ締まりない。
作中、服を脱ぐシーンがあるのだが
ジェケットと見比べたら下着の種類もタトゥーの有無も違ってた。
まさかの別人なのだった。詐欺か!