青二歳

テオレマの青二歳のレビュー・感想・評価

テオレマ(1968年製作の映画)
4.0
マカロニ変態ムービーのキチガイっぷりに食傷気味なのでテオレマは静かでいい。パゾリーニの政治性が前面に出ちゃいました。とはいえそれは当時左派監督が世界中で全盛期だったと差し引けば平凡な設定。
キリスト教映画として観れば今もなお笑える躁鬱映画。同時期アメリカじゃ同じような体で"イージーライダー"作ってますがあれとビックリするくらいシンクロする似た映画ですね。

いつものデグキが郵便配達でチラッと。なんかかわいいな。
音楽の能天気さにも笑ってしまう。モーツアルトのレクイエムなんて使わないで全編このジャズで攻めてほしいところ。
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