僕は好きなテイストの作品でした。オトナのコメディですね。
みなさんコメディというバイアスが効きすぎて、「笑えないとコメディではない!」という偏った見方になってしまっている様で、僕からすると“非常にもったいない”鑑賞の仕方だなぁと感じました。
中途半端と表現する方も散見されましたが、この作品の尺からするとコメディ要素とシリアス要素(主役2人の過去の掘り下げなど)のバランスがむしろ絶妙に取れていると感じました。その分爆笑シーンは少ないですが、この作品のテーマを鑑みれば当然といったところかなぁ。
作品最後に「(主人公の子供たちが)そんなに現ナマ持って海外逃亡できんやろ⁉︎」と思うシーンがありましたが、きちんとエンドロール後に回収してもらってホッとしました。(笑)
TOHOシネマズ上野にて(auマンデイ利用)