ピョンピョン

私は渦の底からのピョンピョンのネタバレレビュー・内容・結末

私は渦の底から(2015年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

トイレで始まり、トイレで終わる。シャワーで生理の血のついた下着を洗うシーンが印象的だった。女ということ実感させられるような、

隣の部屋の男とヤケクソで性行為をしようとした際に、女性しか好きになれないけど辞めたいもう辞める、無理なのにこれ以上持っていても仕方ないから、普通に恋愛して、普通に結婚して、普通に子供産みたかった、でもそんな未来は絶対来ない
という主人公の台詞だったり、花火大会に来たカップルの繋いだ手だったりが凄く刺さって自分と重ねて死にたくなったし、商業のためのLGBTQ作品ではなく制作側に当事者がいたのではないかと言うくらいリアルな描かれ方であった等身大な感じの

好きな女がいて「普通の」異性愛者だと思ってこの恋心を捨てなければならないと思って最後に気持ちを伝えてお別れしようとしたら、まさかのその子の相手は女でノンケからバイ(パンセク)になったなんてきいて死にたい以外の感情ないだろ死にたいわ 相手の女の子性格悪い感じも含めて死にたいわ
主人公が気持ちを伝えようとしてもなかなか言葉に詰まって言えなくてもう自分つらかった30分間にこんなにも感情が詰まっていてしんどかった

(20歳 レズビアン女性)
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