はじまり方が良い。
父親を助手席にして、長女が車を運転しているのだが、部族の暮らす集落が近づくと、父親が運転を交替する。
私たちの価値観では違和感のないシーンが、この場所では、こっそりとしなければならないことだった、と暗に指し示す。
(全く関係ないが、僕の父親も実家に帰省するときだけ重い荷物を持つ。)
ベドウィン族って長老みたいなのがいるイメージだったけど、全然出てこなかった。
個人的には、冷蔵庫の前で第2夫人がいう言葉がクリティカルヒット。
てか、娘4人に奥さん2(1?)人とか父親も大変そう。そういう部分は描かれてないけど。
TOYOTAとかiPhoneとか物が世界的に均一になっていってるのも面白い。