みむさん

海へのオデッセイ ジャック・クストー物語のみむさんのレビュー・感想・評価

3.0
フランスの海洋学者ジャック・クストーの伝記映画、確かに波乱万丈だったが父子のドラマの方が印象に残る。

多感な時期に父は有名になり多忙。変わっていく父に戸惑う息子フィリップの青年期をピエール・ニネが演じ、父ジャックをランベール・ウィルソンが演じてた。母役はオドレイ・トトゥ。

純粋に海の魅力に魅せられた父の影響で海に興味を持った息子、なのに。

ビジネスが絡むと純粋に魅力を堪能することもなくなっていき、家族のことも顧みなくなってく。
仕事で多忙な父親あるある。
思い直して初心に返るも大事な者が…。

海洋環境保全の先駆者として名を残した偉大なる研究者の知られざる家族の話という感じだったな。

海中の映像はものすごく美しくて癒し映像だった。