ノットステア

ミッキーの子煩悩のノットステアのレビュー・感想・評価

ミッキーの子煩悩(1932年製作の映画)
3.5
○感想
オズワルドの『かわいそうなパパ』と似てるっていうかほとんど同じ。違いは夢の中の出来事かどうかという点。
オズワルドを奪われて、ミッキーを作ったウォルト・ディズニーだけど、やっぱり最初に作ったオズワルド作品の『かわいそうなパパ』を忘れることができなかったのかな?と思った。けど、今作『ミッキーの子煩悩』の監督はウォルト・ディズニーじゃないみたい。
原題は『Mickey's Nightmare』。子煩悩ではなく、悪夢と訳したほうがいいと思うなぁ。

ミッキーもミニーもネズミだから、子どもはめっちゃ多いんだろうか。



○あらすじ
ミッキーは神に祈り、ベッドに入る。寝る時間。プルートはミッキーの隣で寝ようとするが、ミッキーは自分のところで寝るよう言う。
ミッキーが寝たところでプルートはミッキーの隣に行き、ミッキーの顔をベロベロ舐める。

夢の中。
ミッキーはミニーとキス。結婚。ミッキーの家にコウノトリたちが子どもたちを運んでくる。最初は喜んでいたミッキー。ミッキーはミニーの寝室に行く。ベッドにいるミニーの両脇に大量の子どもたち。
悪戯しまくり暴れまくりの子どもたち。破壊的。黒いペンキをばら撒く。最後、ミッキーは縛られ、顔中、体中にペンキを塗られる。

実際にはプルートがミッキーを舐めている。布団がミッキーに絡まっている。ミッキーは目を覚ます。夢だったことを喜ぶ。