NTK

メアリーの総てのNTKのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
-
メアリー・シェリーが「フランケンシュタイン」を生み出すまでのお話であり、愛と孤独と自立、社会での女性の立場に翻弄されるメアリーの静かだけど激しくて美しい映画だった…

こうして愛と孤独と喪失と創作への使命感…などの激しい感情の諸々が描かれる映画だったけれど、ラストが凄く満たされた美しいものでかつしんみりと…さっぱりとした感情で観終わる事ができて、観てるこっちまでとても救われた
物語は作者自身の苦しみであり、自身の人生におけるあらゆる経験の蓄積、そして周りに居た踏みにじられるものたちの抱える孤独がフランケンシュタインの怪物としてメアリーによって命を与えられ、物語が書き上がるまでのシーンが一番好き🥰そして史実のメアリー・シェリーについても色々調べたくなった
NTK

NTK