こういう中世の伝記ものというのは、ある程度の知識が必要なのかなと。
「真珠の耳飾りの少女」もそうだったが、時代背景がわからないと、貧富の問題や男女差別など、深い問題を扱っているのだろうがしっかりと入ってこない。
まあこれは自分の無知のせいなのだが…
エル・ファニングの演技は非常に良かった。ダコタよりも少し地味な顔つきなので、こういう幸の薄い役もしっくりくる。
それにしても男性陣のクズっぷりはすごい。
見ててイライラさせられるのも、脚本や演出、演技力の凄さなんだろうな。
ただストーリー的にあまり好きではないので、高評価には繋がらなかった。
「フランケンシュタイン」も見てみたい。