序盤であれよあれよという間に展開していくから自然と臨場感を感じてしまったし、
あの時代の世間体、女性が書き物を生業にすることも認められない社会、そして身分。
わたしにはそんな場所で生き抜けないんだろうなって思うけど、ちょっと悪くて、ちょっと危なくて、すっごい刺激的な男に惹かれちゃうのは共感できる。
見放すのではなく、受け入れる、それってまんまとダメ男に掌握されてるようで、メアリーはきっと違うんだろうな。
メアリーが体験した総ての出来事がどれも壮絶で苦しいことだけど、どうか次の人生では幸せに生きてほしい。
女が書くようなジャンルじゃないなんてくそくらえ。