自分の苦しみを、他人が自分以上に理解する事は不可能だし、苦しみを抱える人は人にどのように頼ったら良いか分からない。フィンチの気持ちがなんか分かる気がした。
場所は、多少の変化はあってもそこに在り続けてくれるから人々にとってかけがえのない時間を辿ることが出来る。
バイオレットの痛みを理解しようとして、フィンチが彼女の話を聞いていたシーン。今はこの世にいない、彼女の大切な家族の存在を認めてくれること。それが一番の支えになる。
彼らが愛おしそうにキスをするシーンとても好き。
フィンチがバイオレットの姉を思い教会でに訪れていたことを知り、涙するシーンも印象的だった。
フィンチは言葉以上に行動で示してくれる、真っ当な人だと感じた。