ビョーキノオタク

孤独なふりした世界でのビョーキノオタクのレビュー・感想・評価

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)
3.0
ジャケットの遠近法ずるいよ!!

自分以外の人類が死に絶えた終末映画。

劇中の「俺はこの町の1600人いた時の方が孤独だった」ってセリフがめちゃくちゃ刺さる人にはたまらない映画だろう。

冷たい人間じゃないから、他人といることが辛い。
死んだ人をちゃんと埋葬して、写真を回収して、どんな人だったか覚えている主人公の愛すべき人柄よ。

「死」に向き合って「生」を見つめる主人公と、
負の感情を見ないようにすることで生を謳歌するもう1人の主人公との対比も良い。