インビジブル・ゲスト 悪魔の証明のこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

2024年　53本目

ドリアは愛人ローラの殺害容疑をかけられており、弁護士のグッドマンと法廷での証言の準備をしていた。
事件の3ヶ月前、ドリアは愛人ローラと同乗する車で事故。ダニエルという青年を死なせたが、死体は車ごと湖に沈め、事件を隠蔽した。

ドリアはグッドマンに車を沈めた場所等、事件の真相を告白したが、実は彼女は本物のグッドマンではなく、かつて役者をしていたダニエルの母がなりすましていた偽物だった。
隠蔽を主導したのはローラではなく、実際にはドリアであった。ローラは罪の意識から精神を病み、ダニエルの両親にすべてを告白。ホテルで会う約束をし、ドリアにも両親へのせめてもの償いにと金を用意させ呼び出す。ホテルで自主する計画を知ったドリアは激怒。ローラを殺害し、自分は何者かに襲われたように見せかけた。

・めちゃくちゃ面白かった。話が二転三転して、真実が最後まで分からなかった。
・タイトルの「悪魔の証明」は結構いいセンスだと思った。
・ドリアの証言を映像にした回想であるため、今観ているものは真実だと錯覚させられ振り回されっぱなしだった。ユージュアル・サスペクツのような手法。
・いやそれ伏線やったんかい！と思わされるようなものが散りばめられていて、もう一度観ても十分楽しめそう。個人的にローラが髪を切った理由が、精神を病んで毛が抜けたっていうとこに繋がるのがグッときた。
・かなり面白いサスペンスを観れた。めちゃくちゃ満足。